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2011/07/09再び『とらドラ!』レビュー

作り手として、ボクが嫉妬してしまうのは男心をつかむ女性作家の存在である。『とらドラ!』は完成されたツンデレ作品だが、その作り手が女性だという事実には、敵わないと思う。

例えば。
大河は竜児の存在を気にかけながらも、北村のそばにいると緊張して頬を染めてしまう。どっちが好きかと問われれば間違いなく北村なのだが、自然体でいられる竜児を無視できるわけもない。

亜美は女性から見た女性の敵である。色仕掛けが通じない竜児に、色んな感情を持っている。
こういうのは、男視点からはなかなか書けない。勉強させて頂きます!
 
しかし、では竜児は男目線から見てどうだろう?
貧乳の大河に向かってそのまま「貧乳」と言い切ってしまう辺り、いくら何でも酷いんじゃないかと思う。ここに至るまでには女性的論理が色々働いているのだと思うが、女性に対して真っ正面から巨乳だとか貧乳だとか、そんなことを言える勇気を持つ男がどれほどいるか?
 
お金を払ってキャバクラの姉ちゃんにセクハラするのとは訳が違うぞ?
 
男「Aちゃんて巨乳だねえ!(金払ってんだから言いたいこといわせろ)」
 
女「もうーえっちなんだから!」(てめえこのやろう)
 
あとで、裏でぼろくそ言われてますよ、兄さん達。
ボクは女性的な視点からの論理展開に興味がある。
男女両方の読者を持ちたいとおもいます。
 
とらドラ! Scene1(初回限定版) [DVD]
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